IRCでは!で始まるチャネルはsafe channelだ(RFC2811)。

  • 背景。サーバ群のうち1つのサーバが再起動したあと、サーバ間リンクが復元される前にユーザが部屋を作成してしまう。するとそのユーザはop権限を持つので、リンク復元時に望まぬop闘争が起こる場合がある。(A)
  • safe channel はこの問題を回避するのに作られた。
  • safe channelには短い名前と長い名前がある。この例ではたとえば !foo や !XXXXXfoo と呼ぶことにしよう。
  • 長い名前の XXXXX の部分は作成された時刻により変化する。長い名前が異なるチャンネルは個別に管理されるので(A)のような争いが起きない。
  • そのかわり、短い名前だけでは部屋を特定できない状況が起こりうる。つまり /join !foo が Duplicate channelで失敗する。そんな時は /list !foo すると長い名前のチャンネルが複数見えるので、その長い名前を使ってjoinすればよい。
  • safe channel から人がいなくなっても、数日間はそのチャネルは残っている。
  • safe channelを作る時は /join !!foo コマンドを送る。先頭に!を2つ置く。すると長い名前が生成される。多くのクライアントは自動的にコレを行うだろう。
  • safe channelに参加する時は /join !AAAAAfoo または /join !foo コマンドを送る。