製品名
- Tokina AT-X M35 PRO DX 35mm F2.8 MACRO キヤノン用
- smc PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
- HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
背景
- トキナーとペンタックスが光学系の共同開発と部品の共同調達を行ったレンズのひとつ。
- ペンタックス版はsmcが出た後、コーティングを改善したHDバージョンが出た。
構造
- トキナー版の方が外装が大きい。また、内筒の先のほうが外せるようになっている。フード兼フィルターアダプターらしい。
- ペンタックス版は外装が小さく、内蔵フードを手で伸ばしたり縮めたりできる。
Lマウントボディに装着してみる
- カメラボディは Lumix DC-S5を使った。
- DC-S5にトキナー版を装着する際は2種類のEF-Lアダプタ(Sigma MC-21 および Commlite CM-EF-L)を試した。どちらもAFは動作しなかった。
- DC-S5にペンタックス版を装着する際は K&F Concept PK/DA-L アダプタを使用した。
- フルサイズボディに付けると貴重な35mm等倍マクロになる。しかしもともとAPS-C用のレンズなので、イメージサークルについて検証を行った。
- 周辺描写はフォーカス距離によって変わり、近距離だとケラレというよりは周辺減光程度で、用途によっては概ね問題ない。
- トキナー版の方が外装が大きいが、フルサイズボディに装着した際のケラレ範囲には大きな違いはないようだ。
- 後発のペンタHD版の方がコーティングの性能が良く内部反射が少ない。コントラストが高まり黒が締まり発色が良くなる。
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