高校のときすごく仲のよい友達がいた。休憩毎に話し毎日お昼を一緒に食べトイレも帰り道も。1日の大半を箸が転んでもおかしいくらい笑いながら過ごした。
だから彼女が若くして結婚し子供ができたときすごく寂しかった。全身全霊で守る大切なものができたのだ。当たり前だけど彼女の中の私の存在が希薄なものになりつつあるのを感じていた。
私には他に友達がいたし恋人もいた。大切に思ってくれる人はたくさんいたけど感受性の強い子供の頃、濃度の濃い時間をすごした人。
この前会ってそういうのを思いだしたのです。
人を好きなるという気持ちは年々忘れかけている。 それでも大事にしたい人はいる。
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